韓国料理では、「青・赤・黄・白・黒」からなる五つの食材を、「酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ:塩味)」の五種類の味付けで献立をつくることで、健康的な食生活を送れると言われ実践されてきました。
これは「五行説(ごぎょうせつ)」という考えに基づいています。
五行説は中国古代の考え方で、季節や人間の身体、方角や節句等々、あらゆるものを「木・火・土・金・水」の五つの要素に分け、それらは、一定の法則に従って変化するという説。
日本でも、五目寿司、五目そば等、具だくさんで彩りが良いお料理には「五」という数字がついていますよね☺️
この五色を取り入れた、簡単混ぜご飯をご紹介します。
暑い季節でも作りやすいように、加熱は全てレンチン◎
ちなみに、韓国料理のピビンパは、「ピビン=混ぜる、パ=ご飯」で、混ぜご飯のことです。
材料(2人分)
⚫︎温かいご飯・・・お茶碗2杯分
⚫︎卵の黄身・・・・2個
⚫︎豚肉(しょうが焼き用)・・・2枚
⚫︎キムチ・・・50g
・顆粒鶏がらスープの素・・小さじ1/2
⚫︎もやし・・・1/2袋
・塩・・・・・ひとつまみ
・ごま油・・・小さじ1
・顆粒鶏がらスープの素・・小さじ1/2
⚫︎小松菜・・・1/2束
・しょうゆ・・・小さじ1/2
⚫︎海苔フレーク・・・適量
作り方
1.豚肉は5mm〜1cm幅の細切り、キムチは細かく刻んで耐熱容器に入れ、よく混ぜる。ラップをふんわりかぶせ、レンジで3分加熱する。取り出してよく混ぜ、再びラップをかぶせ、レンジで2分加熱する。
2.もやしは耐熱容器に入れて塩を加え、ラップをふんわりかぶせ、レンジで2分加熱する。取り出して水気を切り、ごま油、顆粒鶏がらスープの素を加えて混ぜ合わせる。
3.小松菜は4〜5cmの長さに切り、耐熱容器に入れて塩を加え、ラップをふんわりかぶせ、2分30秒加熱する。取り出して水気を切り、しょうゆを加えて混ぜ合わせる。
4.器にご飯に盛り、1、2、3、海苔フレークをバランスよく盛って、卵の黄身をのせる。
*電子レンジの加熱時間は600wを基準にしています。
今回のレシピでは、青:小松菜、赤:豚キムチ、黄:卵の黄身、白:もやし、黒:海苔を使いましたが、他の食材で五色を考えて作っても楽しいと思います^ ^
(食材の例)
青:ズッキーニ、きゅうり
赤:人参、パプリカ、赤身の魚
黄:かぼちゃ、さつまいも
白:大根、白身の魚、鶏肉
黒:黒キクラゲ、しいたけ
色鮮やかな食事は見た目にも元気がもらえ、自然と栄養バランスの良い献立になります◎
普段の食卓でも、ぜひ「五色」を意識してみてくださいね♪
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