「眠れない」という声は、薬局でも耳にすることの多いお悩みです。
- 寝つきが悪い
- 夜中によく目が覚める
- 眠りが浅くて日中も眠い
- 朝早くに目が覚める
不眠にも様々なケースがあります。
東洋医学では、陰陽論(いんようろん)という考えがあり、体や自然界の全てを「陰」と「陽」に分けて捉えます。
日中の活動的な状態が「陽」、夜の静かな状態が「陰」。
寝つきが悪いのは、陽から陰への切り替えがうまくいっていない状態と言えます。
また「心(しん)」という臓は、西洋医学の心臓の働きだけでなく、色々考えたり思ったりすることも司ると考えます。
ストレスなどで、心に負担がかかることも、不眠の原因となります。
自分でできる解決策としては、まず、生活リズムを自然界のリズムに合わせることを意識してみましょう。
次の項目に当てはまる数が多いほど、注意が必要です。
- 昼と夜の生活パターンのメリハリがない
- 日中、屋内で過ごす時間が長い
- 夕方から夜に運動する機会が多い
- 自分が生き生きしている時間帯は夕方以降に多い
- 寝る直前まで仕事や考え事をしている
上記のような生活をできるだけ改善し、日中は活動的に過ごして夜は強い光を避けてゆったり過ごす…
不眠の原因は色々ありますが、全てのタイプに共通して大切なことですので、できることから試してみてください◎
また、夜間に何度もトイレで起きる、いびきがひどく眠っているのに日中眠い、という場合は、他の病気が隠れている可能性もあります。
病気をした時、生命は眠りを最優先するように、睡眠は生命活動を支える上で非常に重要です。
不眠が続いて辛い時や、日常生活に支障がでる場合は、病院や薬局で相談してください。
一人で悩んでいる方は、お話をするだけで楽になるということもあります😊
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